オブジェクト操作の基本
編集パレットには基本的なオブジェクト操作が集約され、ほとんどアイコンで見たまま通りの操作でオブジェクトの拡大縮小、回転、分散などができます。また、三角にあるプルダウンメニューからもいくつか機能が選べるようになっています。当然ながら、直接オブジェクトをドラッグして移動したり、ハンドルを掴み拡大縮小してもOKです。

ただ、座標の頁でも書いたように、正確な作業をするためには「A」(属性パレット)の数値でコントロールする方が簡単ですし、間違って操作してしまった場合も修正が容易ですから、アイコンで操作した場合でも数値がどのように変化しているのか知っておく方がいいと思います。

上図はボックスを傾けた例で、編集パレットにある左から3番目のアイコンでリングをドラッグしてもOKですが、このように数値で回転させることもできます。この場合、X軸を中心にプラス方向に30度回転させています。

数値でコントロールする場合、回転を例に挙げると、左図のようにX、Y、Z各軸を中心に回転していることを知っておく必要があります。図で矢印方向がプラス、逆がマイナス数値となります。

ちなみに移動の場合、それぞれの軸に沿って移動するのは座標の頁に書いた通りです。

ただ気を付けないといけないのは、左図にあるオブジェクトスペースとワールドスペースの違いです。

オブジェクトスペースはオブジェクトの状態に従って座標軸も変化しますが、ワールドスペースではあくまで絶対的な座標を基準にしていますので、傾いている場合でも例えばY軸は垂直になっています。

この違いで失敗しやすいのが変形の際で、下図左のように回転させた状態でワールドスペースになっていると、一方向に拡大した際に真ん中のように歪んでしまいます。右のオブジェクトスペースだと問題なく拡大することができますので、オブジェクトの周りを囲んでいる枠の形をよく見ておくことが必要です。

ただ、この真ん中のような歪みを逆利用して変形させることももちろん可能なわけで、その例はTutorialsにある「簡単な草原の作り方」に記載しています。

もうひとつの注意点はグループ化の際で、右下図のようにグループ化して傾けたものをいったんグループ解除し、再度グループ化するとワールドスペースになってしまうため、数値的な変更が分からなくなる場合があります。グループ化は基本的にワールドスペースになることを知っておいて作業する必要があります。